中級編ではネットから自分を遠ざける方法を具体的に学び、
スマホと距離を置くための知識をつけるステップを踏みました。
今回は、
自分の意志ではどうにもならない人のために、
強制的に制限のかけられるツールを紹介していきます。
(ネット以外の、ゲームやお菓子の依存症にも有効なグッズもあります!)
アクセス制限をかけられるアプリ
気軽に導入できるのは、アクセス制限のかけられるアプリですよね。
スマホ依存対策アプリ「UBhind」
中級編で紹介したアプリです。
私はざっくりと使用時間を把握するだけにとどまっていますが、
アクセス制限をかけることもできるようです。
具体的な使い方は、ユーザーさんがわかりやすい記事を書いてくださってます。
ネット依存につける薬、UBhindの使い方。 | 飾り気のないメガネアワー
時間やアプリ毎に制限出来るアプリ「使いすぎストップ」
今まで使った無料アプリの中では一番いいんじゃないかなと思います。
(Android版しか対応してないようですが)
時間でアクセス制限を設けられたり(23時から朝8時までストップとか)
アプリごとに制限できたり(Twitterは控えたいけどLINEは使えるようにしておきたいとか)
細かくカスタマイズできるのが便利です。
無料アプリには問題点がある
他にも依存症対策のアプリは数あれど結局はどれも、自分の意思に委ねられるわけで。
「あーもう我慢できない!解除しよ!」というのが制限アプリ本体で容易にできるので、意思の弱い私は何度も外しちゃってました。
(UBhindはロックを外す機能は一日一回きりだそうですが)
しかも私の場合、パソコンとタブレットを所有しています。
基本的にはパソコンのほうが扱いやすいのでそちらで作業を行うことがほとんどですが(ChromebookなのでAndroidアプリも入れられる)
パソコンのロックをかけたところでタブレットを開けば使用できるんですよ。
設定を共有できないと面倒で、それぞれのガバガバな設定で抜け穴が出来てしまっていた。
物理的に封じ込めるなら、タイムロッキングコンテナが最強
謎解きで有名な松丸亮吾さんのツイートで一躍話題になった、禁欲ボックスです。
色によって価格の違いがありますが、
一番安いものがこの赤色、Amazonで7,000円ちょっと(2020/6/19時点)。
最長10日まで一分単位で設定でき、
中に入れたものをロックして、欲望に物理的に触れられなくします。
価格が高めじゃない?とお思いの方もいるでしょうが、
「簡単に壊しづらい」というのもあって、
この価格設定みたいです。
この商品の存在を知ったとき、すごく画期的な商品だと思いました!
スマホだけじゃなくお菓子なども入れられる。
ただ、形状について惜しいなーと思いました。
プラスチックの箱なので持ち歩くのにかさばるんですよね。
どうせなら出先で作業したいときにも使えたらいいのにって。
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タイマー式南京錠なら閉じ込めるものも自由自在
タイムロッキングコンテナより安く、かつ
持ち歩きしやすく中身の形状も問わない代用品として、
タイマー式南京錠を使うアイディアを見かけました。
鍵部分をダブルファスナー等に通せば、何でも禁欲ボックスの代わりになります。
パソコンなど大きいものなら旅行用のキャリーケース、
出先ではファスナー付きのポーチ等を用いればいいとのことです。
ただこの製品、中国で生産・販売している商品みたいで当たり外れが激しいらしく
ろくに使えない製品だったら嫌だなぁ……と思っていたのですが
2,000円程度ということで禁欲ボックスと比べれば安いですし、物は試しに買ってみることにしました!
タイマー式南京錠は使える??
私は万が一不良品だった時のやり取りを考えて、
Amazonに出品している中国の業者ではなく
商品説明の日本語が変じゃない、楽天に出品している日本の業者にて注文しました。
(ちょっとでも安心したい。ちなみにFam Styleというショップです)
商品自体は説明書が日本用になっていないのは心配だったけどね……!
(実際届いてみると中国語と英語で書かれてる)
使ってみました。
充電はUSB式ですが、届いた状態から充電はされているようですぐ使えます。
私はとりあえずダブルファスナー式のリュックに。
説明書を見なくても直感的に操作できました。
押しても反応がないといった、不具合もなく普通に使えています。
設定した時間が過ぎるまで、中の物を取り出せなくなります。
禁欲バッグ(ボックス)に関わるいろんなアイディア
禁欲バッグ(ボックス)の素材
万が一壊れたときや緊急時のことを考えると、
禁欲したいものを入れて鍵を通すところの素材は、布製など切ったり破壊したりして取り出しやすい素材にするといいみたいです。
(頻繁に開けて取り出したらダメだけどね。あくまで非常用に)
【安価!】強制的にスマホを触らないようにする凄すぎアイテム|俺の受験
私は「いざとなったら鍵部分を切らなきゃいけないのか……ニッパーみたいなの必要だし面倒だな」と思っていましたが、このアイディアだと普通のはさみで切れるので、目からウロコでした。
ふだんポーチをいちいち破壊してまで取り出したいとは思わないし。
(そこまでしてしまうんだったら、ほんと衝動が抑えられなくなってるのでヤバい)
ダイエット中についつい冷蔵庫を開けてしまう……
また、ダイエット中なら、
冷蔵庫本体に鍵を取り付け、それを禁欲バッグにしまうことで
冷蔵庫を開けられないようにするアイディアもありました。
時間が来るまで開かない箱。ダイエットに効果的。ネットやゲーム中毒でも効果的。タイムロック冷蔵庫も。電源プラグ装着ロックも。 ブログ版スーパーポータル
この記事にはいろんなアイディアが詰め込まれていて興味深い。
例えばテレビをついつい観てしまうなら、電源プラグに南京錠を通すとか。
テレビをダラダラと観てしまう……
さすがに電源の抜き差しまでしなくても、
リモコンを禁欲バッグにしまうだけで大体の人は欲望が収まるんではないかなと思います。
話題のスマホ依存対策『タイムロッキングコンテナ』は『タイマー式南京錠』で安く同じ効果が得られるぞ! – 読めるブログ
これも私には思いつかなかった。テレビ本体についてるボタンだと面倒だから、これでも効果ありそう。
今話題のあつ森も。ゲームをついついやってしまう……
スマホだけでなく、今はゲームを長時間やってしまう人も多いと思います。
どうぶつの森がブームになっていることもあり、
ついついあと10分……あと5分……とやめられない。
スマホと同様、ゲーム機も禁欲ボックスに入れてしまえば触れなくなります。
テスト期間中の逃避対策に、漫画や雑誌をしまうのも良いよね。
買いだめたお菓子の食い尽くし対策
食べたくなったときに買えばいいとはいえ、
特売の日だからとか、数量限定品で次に売っていないかもしれないからとか、
理由をつけてまとめ買いをすることってあると思うんです。
でも衝動性が高いと、チビチビ食べることができないんですよね〜!
食欲大爆発してその日に全部食べつくすって経験が、
私は何度もありました。
食道炎になった時期にピカチュウのピュレグミが発売になりましたが、
こういう「今食べちゃいけない」っていうものを封じ込めておくのに効果的ですね。
まとめ
今回は意志の弱い人に向けて、
強制的に依存物に触れなくするツールを紹介しました。
- スマホ依存対策アプリ「UBhind」
- 時間やアプリ毎に制限出来るアプリ「使いすぎストップ」
- 禁欲ボックス「タイムロッキングコンテナ」
- ポーチやバッグが禁欲ボックスに早変わり「タイマー式南京錠」
ついなんとなくアクセスしてしまうアプリに制限をかけてしまえば、
「仕方ないな、他のことをやろう……」という気持ちになれるはずです。
ただ、そんな便利なツールにも落とし穴があって。
アプリは前述した通り、衝動的に「我慢できない」と思ったときに外せるものだし、
禁欲ボックスの類はスマホ自体を閉じ込めておくものだから、
連絡など一部機能を使いたいときに難しい。
次回は最上級編と銘打って、そんなワガママを叶えてくれたツールを紹介します。
長い間読んでくれてありがとう!次でラストです!
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