ブログタイトル一新。「気力のエコライフ」に込められた意味とは

気力のエコライフアイキャッチ 本ブログ/筆者について

先日、ブログのタイトル変更及び、ロゴを作成しました。
以前はどうにも語呂がよくない感じでしたが、呼んでもらいやすくなったのではと思っています。

キャッチーに自分の目的みたいなものを込められたと気に入っていますが、
「どういう意味?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

今回はブログタイトルに込められた意味、そして
Twitterの交流や記事更新をしていくなかで改めて練り直した、ブログ運営の方針について語っていきます。

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旧ブログ名「最期笑えればそれでいい。」からの心境の変化

天国の扉

以前は、自身が発達障害の傾向を持っていることから同じような悩みを持つ人に向けて、
「色々苦労もあるけれど工夫をして、最期の瞬間に『ああ、なんだかんだで楽しかったなぁ』と笑えるような人生を目指していこうよ」というメッセージを発信していました。

shiki、「最期笑えれば」…。ドメインとブログ名の由来
どうも、根岸です。数記事にしてブログネタを考え込んでしまい書けなくなっていました。いけませんね。とりとめのない日記のような文章とか創作の文章を書くのは好きなのですが、読者に有意義な情報を…読んでもらえるような文章を...

そして、私はそのためにもがいている様子を記事にしていました。

ただTwitterでの交流をしていくうちに
発達障害の特性の有無にかかわらず「この社会が生きづらい人は沢山いるな」、と改めて気付かされて。

もちろん、私自身も発達障害のグレーゾーンだし、たとえ発達障害でなくても生きづらい人がいることはその前から知ってはいましたけどね。

高校時代から心理学に興味があって、その方面での知識もそれなりにある方だし。
だからTwiterでもそういった人達もフォローしていたし、その方達も視野に入れた発信をしていました。

うつ病、HSP、適応障害、コミュ障……。

発達障害の二次障害でそのような症状を抱えている人もいますが(HSPは生まれつきの性質ですね)、
そうでない、いわゆる定型発達の方にも心の病を抱えたり、社会の暗黙の了解に苦しんでる人はいっぱいいるなと改めて。

もちろんそれを全部救うことは出来ないけど、
発達障害にかかわらず、「生きづらい」思いをしてる人に助けになる情報を発信できないかな。

そう思ったんです。

「気力のエコライフ」とは?

エネルギーイメージ

何らかの生きづらさを感じている人にとって
気力の使い方は、日々考えていかなければならないテーマだと思います。

そもそも気力とは何か?ということで辞書を引いてみましょう。

何かを行おうとする精神力。気持ちの張り。

goo国語辞書より

「仕事で疲れて気力が残ってないから、今日は掃除パスしよ……」
「なんだか体調が悪くて気力がわかないなぁ……」

そんな思いをしたことがある人も、多いのではないかなと思います。

発達障害がある人は特にそうで、
対人関係で定型の人より気を遣わねばならないとか、
感覚過敏により精神的にエネルギーを削られる、といった話をよく聞きます。

この場合のエネルギー=気力と言い換えていいのか、医学的なことは詳しくわかりませんが、
私はこの気力というものを、極力浪費しない生活を心掛けるのが重要だと思っていて。

たとえば日々の家事が楽になるお助けグッズがあったら、
その分エネルギーを消耗しなくて済むし。
先延ばしをしないテクニックを試してちょっとでもやれることが増えたなら、
その分自分を責めることがなくなる

そうやって温存されたエネルギーで趣味を楽しんだり、
自分を大切にする余裕が出来たりする。

それは障害の有無など関係なく、日々
「生きづらいなぁ」「生きるの疲れるなぁ」「病気で動くの億劫だなぁ」と思っている全ての人に、通用することだと思っています。

私達は古い家電のようなもので

古いエアコン

エコというワードを用いているので
「エコ」「省エネ」という観点から例えを挙げてみます。

以前、発達障害を「型番の違い」で捉えていた方がいて非常に納得したものですが、
私も含めた「生きづらい人」というのは、いわば
年式の古い家電のようなものだと思っていて。

最新型に比べて便利な機能が搭載されていなかったり、
運転するのにより大きなエネルギーが必要だったり。

年式が違うから機能や運転効率も違って当然なのに、同じエアコンという括りで比べられて「なんでこんなので疲れてんの」「みんなはもっと少ないエネルギーでこなしてるけど?」と言われてる感じ。
(人の場合は新旧ではなく、それぞれの個性でしかないわけですが)

そもそも「外部の刺激に敏感」といった障害などに基づく外部要因がなくとも
気力のキャパシティー自体、人によって違うでしょうとも思うんですよね。

だから他人がどうこう判断していいことじゃないんですけど。

話は逸れましたが、
そんな感じで「疲れやすい」とか「生活するのがしんどい」という人に
運転効率のいい部品やシステムを授けるイメージです。(薬などに比べたらごく小さい範囲での影響かもしれませんが)

生まれ持ったものをまるっとは変えられないけど、
エネルギー消費をなるべく少なくするお手伝いができたらなと。

ピタゴラスイッチのような……

ピタゴラスイッチ

例えが別方向でわかりにくかったら申し訳ないんですが、
NHKのピタゴラスイッチ、ありますよね。ドミノでも良いです。

私のブログの情報はあれの、
ピタゴラスイッチのスタート地点をイメージして書いています。
人力でちょいと力が加わることで、物事が動き出しゴールまで導いてくれる。

日々の「面倒事」はあなたの頭を働かせて気力を減らすもととなります。
だから出来る限り自分の頭で考えずに、物事が進んでいく仕組みづくりをしていくほうがいいと思います。

「楽なんてしていいのかなぁ……?」

頑張り屋さんのあなただから、そう疑問に思ってしまう気持ちもわかりますが。

日々の生活の仕組み化や、物事を楽にする目的の行動は、
世界に名を馳せた成功者でもしていることです。

例えばAppleのスティーブ・ジョブズ。
彼はいつも同じ服装をしていたことで有名ですね。
これは仕事のアイディアなどもっと有用なことにエネルギーを使うため、日常の選択の機会を減らす目的の行動だったと言われています。

ジョブズのような成功者になれなくても、それがある意味消極的な動機だとしても、
同じ「エネルギーを消耗しない」という目的なら使う価値はあると思いませんか?

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「逃げるな」「甘くない?」と言う奴がいる

うるさい

「またそうやって楽して……」「それってやらないための言い訳じゃない?」
障害や、社会にあまり受け入れられない性格を持っている人は、
こんな心ない言葉のひとつやふたつ、浴びせられることもありますよね。

私もありましたよ。
しかしそういう奴に言いたい。

ごちゃごちゃうるっせぇんだよ!!!(怒)

またエコの観点から家電の話を持ち出しますが
洗濯機がなくても生活は出来るわけだけど、洗濯機なしの生活をあなたは耐えられますかと。

私は理由あって洗濯機なしの生活をまだ続けてますが、本音は「あったほうがいい」と思うし。
損得考えて使ったほうがいいものは使うのが賢いよ。自分の心と身体を守るために。

とかく日本では効率よりも頑張った感が大事というか、
「頑張る(たとえ心身が壊れようとも)」「苦労しないと自分のためにならない」みたいな考えがありますよね。

もちろん頑張ることは自分を成長させてくれるし、苦労したことが後の自分の糧になることもあるけれど、
何か他に手立てがあるなら、あえて疲れることをする必要もないんじゃないかと思っています、私は。

これはそもそも特性的に、自分が非効率な人間っていう自覚があるからかな……。
だからこそ日常でショートカットできる分はしときたいわけよ。
それはズルいことではないし、そのための追求は惜しまない。

ロゴも作りました

ロゴ

以前よりロゴを作りたいなーとは思っていたんですが
タイトルが自分の中でしっくり来てないのもあって、保留にしてました。

今回、Canvaで自作してみました。
(イラストデザインはセンスがないので、有料素材を組み合わせて作りました)

「エコ」「省エネ」というテーマから
「植物」「電気」のモチーフを入れています。

私自身パーソナルデザインが「ナチュラル」と診断されているので
リアルな私のパーソナルな雰囲気にも合うのかなというのもあり。

我ながらお気に入りです。

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まとめ

と、いうわけで。

気力のエコロジスト(広義の方ね。語感がハガレンみたいだな)、気力の倹約家。
そんな感じで、
気力のエコライフを推進する内容を引き続き書いていきたいと思います。

旧ブログ名「最期笑えればそれでいい。」も、テーマが全く異なるわけじゃないんですよ。
快適な日々の延長線上に、その最期はあると思うし。

でもそれよりも、
より「」に目を向けたいと思うようになりました。

今後とも本ブログを、どうぞよろしくお願いいたします!

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