あなたも隠れ胃弱かも?胃腸の調子を整えよう【食欲が止まらない人も】

胃が重い 健康

「緊張で胃がキリキリする」という話をよく聞くように、
ストレスと胃腸は密接に関係があるという話は有名ですよね。

私は胃弱(胃腸が弱い体質)とは無縁だと思っていましたが、
あることがきっかけで胃の健康に関心を持ち、いろいろと調べていました。

そして「隠れ胃弱」という存在を知ります。
もしかして私も、無自覚だっただけで胃弱体質だったのかも!!

胃腸が弱いとは何か、胃腸が弱る原因とは何かについて語っていきます。

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池谷敏郎 著「人生は『胃』で決まる!胃弱のトリセツ」

普段からよく食べるし、めったにお腹を壊すこともない人間ですが、
この度逆流性食道炎になりまして。
(診断は受けてなかったけどすっぱい液が上がってきてたのでほぼ確定だと思う)

これをきっかけに消化器系の健康を考えよう、ということで
この本を手に取りました。

私は食道炎になってはいたものの胃は丈夫なものとばかり思っていたので
「まあこの機会だから消化器に優しい生活を心がけたいなー」ぐらいの気持ちで読み始めました。

しかし、「隠れ胃弱」というものが存在することを知ります。

緊張状態のときや朝、食欲がない。もしかして隠れ胃弱かも?

著者の池谷先生によれば、ふだんは胃の存在すら感じないくらい調子が良いとしても
食べ物(揚げ物など)や環境によって調子が悪くなるのなら、胃弱である
こういった、自覚のない隠れ胃弱の人は沢山いるとのこと。

もし胃にまったく問題がなければ、いつもよりたくさん食べてもストレスがあっても、「胃に不調なし!」のはずですよね。

池谷敏郎 著「人生は『胃』で決まる!胃弱のトリセツ」

ハッとさせられました。

私の場合お腹を壊すことはほとんどないにせよ、
緊張したときや朝、食欲がないというのはしょっちゅうです。

よく考えたら食道炎も初めてじゃないんですよね。
前回も今回も、強いストレスを受けている自覚があるときにそんな状態になっていて。

そっか。食べられない状態があるということは
消化器がなにか問題を抱えているからなのだな、と自覚を持つことが出来ました。

ちなみにこの本では逆流性食道炎にも触れられています。
より大きな括りで「胃食道逆流症」と言い、胃弱の原因のひとつなんだとか。

胃弱にストレスが関係しているワケ

腹痛

「ストレスで胃が痛い」という話はよくあることです。

ただ私はそういった経験がないので、
ストレスと胃が関係しているなんてあまり考えたことがありませんでした。

胃の働きは、自律神経にコントロールされているのだそうです。

自律神経といえば、メンタルヘルスの分野で注目されることの多い機能ですよね。
興奮状態にあるとき交感神経が優位になり、リラックス状態にあるとき副交感神経が優位になる。

消化活動は副交感神経が優位の状態のときに働くようです。
ストレスを強く感じる状態になると、消化活動がストップしてしまう

夏バテも、暑さのストレスによって自律神経の働きがおかしくなることから、胃の調子もおかしくなって食べ物を受け付けない……ということみたいです。
毎年ではないにせよ私も夏バテあるなぁ。

ストレスが胃を苦しめるメカニズムについて、本ではさらに詳しく触れられています。

睡眠とか、リラックスするために自律神経について関心は高いほうですが
消化活動にも影響を及ぼしてたのか……そっか今ボロボロなんだなーと考えるきっかけになりました。

胃を健康にするための習慣

本には胃弱を克服するためのメソッドが、
生活習慣から運動・呼吸法に至るまで載っています。

私が特に印象的だったものを紹介します。

コーヒー・緑茶などのカフェインを控える

カフェインは胃酸の分泌を促すそうです。

今回の食道炎、振り返ってみると
以前はあまり飲まなかったコーヒーを頻繁に飲んだり、貰い物の紅茶を消費したり、玄米茶から緑茶に乗り換えたりしていました。

夕方からは睡眠のために控えていたけど、
たとえ日中であっても、カフェインの摂りすぎは良くなかったんだろうなーと。

ヨーグルトは「完全胃腸食」

ヨーグルトは乳酸菌に限らず胃腸に必要な栄養素が摂れるというので、
池谷先生いわく「完全胃腸食」とのことです。

私は食道炎の症状真っ最中のとき、
「お腹の調子が悪いときは乳製品は控えたほうがいい」という情報もあったので、
とりあえず控えました。

食べたほうがいいという人も多いしお医者さんにより見解は様々ですが、一応ね。

【医師に聞く】お腹の調子が悪い時には何を食べたらいいの?(Medical DOC) – Yahoo!ニュース

でも胃腸の状況を早く良くするためには、乳酸菌の存在が必要不可欠だと思います。

ぬか漬けや発酵食品で摂ればよかったな……と今さらながら思うのですが
そういえば無糖の乳酸菌飲料あったやんけ……!と後から気づいたんですよね。

少しでも消化に負担をかけないよう糖質や乳製品を摂りたくないとき、重宝します。
乳酸菌飲料ってめちゃくちゃ甘いのか甘味料ドバドバのが多いからね。
これからの季節の水分補給にもいいな。

とりあえず朝食を摂ろう

私が朝食を摂らないのは、そもそも食欲がないってのもありますが。
夕飯から昼食までの間に何も入れず胃を休めるという健康情報を、どこかで聞きかじったからというのもあるんですよね。

でも、池谷先生は朝食を摂ることのメリットをこう述べています。

体内時計がリセットされますし、自律神経のバランスも整うので、胃腸も正常に保たれることに。また、ストレス対策にもなるんですよ。

池谷敏郎 著「人生は『胃』で決まる!胃弱のトリセツ」

どれが正しい情報かは専門家の方が色々述べていてもうわからんけど、
自律神経のバランスが整ってストレス対策になるなら摂りたいな。試してみよう。

そう思って、毎日朝食ありの生活に変えました。

食べても食べてもまだ食べたい……それも胃の不調です!

食欲

私が胃弱の可能性を疑いもしてこなかったのは、なんでもたくさん食べられたからでした。

胃腸が弱いといえば脂っこいものを受け付けなかったり、
食が細い人、というイメージがある。

私はふだん、食欲が収まらない感覚を持っています。
食べても食べてもまだ食べたいと思う……。

中医学の分野において「食べ過ぎる」状態は、
胃に溜まった熱=「胃熱」から引き起こされている
と捉えるのだそうです。

「食べすぎ」は“胃熱”が原因 トマトやセロリでクールダウン | ananニュース – マガジンハウス

胃熱も一種の「胃が異常を起こしている」状態と知り、点と点が線で繋がったというか。
やっぱり自覚がないだけで胃が弱かったんだな。

そして熱を生み出してるのも、やっぱりストレスなんですねぇ。

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まとめ

胃もたれや食欲がわかない、お腹を下しちゃうなんてことはめったにないから
自分は胃弱とは無縁……と思う人もいることでしょう。私もそうでした。

しかし「不調がたまにある」ということは、
何らかの原因が加わると不調が出やすくなる状態→つまり胃弱と言えるのですね。

ちなみに、ミルクボーイの内海さんはM-1のような勝負の前でも
カツカレーやドーナツなどガッツリしたものを食べるそうです。(アメトーク情報)
本当の意味で胃が丈夫と言えるのは、こういう人なんでしょうね。

また、食べすぎるのも胃の不調の一種と言えます。

身も心も元気なときは胃が健康か?なんて忘れてしまいそうになるものですが、
人生は『胃』で決まる!胃弱のトリセツ」という本はそんな生活を振り返り、
「健やかな胃」を目指す手伝いをしてくれます。

また、胃熱の記事を書いていた櫻井大典さんは漢方の専門家であり
Twitterで養生の情報を日々発信してくださっているので、フォローしておくと良いかもしれません。

食生活からストレス発散まで「胃にやさしい」生活を心がけましょう!

健康
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