賃貸一人暮らし、さば缶でコーヒーを沸かす【家キャンプ】

以前「この時期ソロキャンプするのが最高の趣味じゃないか」とのツイートを見て、
なるほどーー！と思い試してみたくなりました。

屋外で人と接触せず、
自然とたわむれることができる。
一人の時間を満喫しながら、レジャーを楽しめる。

その前からドラマのゆるキャン△１話を観ていて
いつかはやってみたいなーと思っていましたが、自粛期間がちょうどいいタイミングです。

しかし今はどこのレジャー施設も閉まっている状況……
例にも漏れず私の家の近所のキャンプ場も閉鎖しております。
そりゃそうだ。管理人さんも危険だし設備から感染が広まる可能性もゼロじゃない。

しかしいつまでもやってみたい気持ちが収まらない。
というわけで暖かい日を狙って家でキャンプしてみました。

道具もそれほど必要ありませんので、自粛生活の選択肢のひとつとして参考になれば幸いです。

固形燃料を使ってお湯を沸かしてみる……実験編

旅館のお食事で出てくる鍋物とかに火をつけるアレ、
100均やホームセンターに売ってるんですけど。

あれでお湯を沸かせばいいと見て「あーそっかぁーー！」と思いました。

こちらのサイトでお勉強。
他の記事で、あの旅館で使ってる五徳も100均に売ってると見て、
本格的な自粛生活前から探してはいたんですけど見つからないので今回は自作することにしました。

しかし私の作り方が不器用なのか、鍋がいい感じに載らない……。

紙コップに水を入れるとふちに火がつかない限り燃えないと見たので
鍋代わりに試しましたが、不安定で傾き、底が燃えた！
（念のため近くに水を用意してて事なきを得た）

屋内で使うのを想定している固形燃料とはいえ、安全性には十分に注意を払いましょう。火を使う体験を初めて行うときは、屋外でやるのが無難かと。

万が一を考えて水も用意しておきましょう。

固形燃料と五徳自体は屋内で使うものなので、既成品のものを使うなら問題ないかと思います。（その場合にも引火には十分気をつけて）

埒が明かないんで自作五徳はやめにしました。

紅茶の入っていた大きめの缶に、さば缶の空き缶を2つ入れ台座にし、
間に固形燃料を置いて、その上に鍋代わりで水を張った空き缶（さば臭くならないようよく洗ったもの）を載せる。

紅茶の缶は載せていたテーブルの保護と、台座となる缶の固定の役割です。
固形燃料の燃えカスが溶けて残るので、屋外だとしてもあったほうがいいです。

お菓子の缶とかあれば使えばいいけど、ちょうどいい缶がなければ
上のリンクの関連記事で出てる、アルミのパウンドケーキ型×焼き網を使うとか……
（不要不急の外出にならないよう、極力家で揃うもので考えてみてください）
大きさは合わなくてもバーベキュー用のアルミプレートを使ってみるとかね。

入れ子にする外側の缶は相当熱くなる可能性がありますので
鍋敷きなど底を保護するものを敷いとくのがいいですよ。

写真、湯気が出るほどの温度にお湯が沸いてるのがおわかりでしょうか？
固形燃料は数回実験をして中途半端に燃やしたものを再度使用しましたが、
燃え尽きる前に水がボコボコっと音を立て、完全に沸騰したのがわかりました。

さば缶を見てると到底コーヒー一杯分には水の量が足りない気がして心配だったのですが、
いつも使ってる普通の大きさのマグカップにはちょうど良いくらいなので問題ないですね。

おそらくコーヒー大好きでもっとガッツリ飲みたい！と思ってる方には少ないかと思います。

お湯をカップに注ぐときは、
鍋つかみなどを使って火傷しないよう気をつけてくださいね。

思ったより色々と自分にとってプラスになったと思います。

紙コップがちょこっと燃えて消火用の水をぶちまけたときは「も〜、何やってんだろ！」と諦めようかと思いましたが、ピン！とひらめいて自分のアイディアのもと試すことができて良かったです。

なにより、日光浴は免疫を調整してくれる働きをもつビタミンDを生成してくれるため、自粛期間とはいっても意識してレジャー的な楽しみをしたいものです。

おうちにいればほとんどの人が不便なくコーヒーやカップ麺にありつけると思いますが、ここは少し気分を変えて「あえて不便な生活」をしてみると頭も鍛えられるし身体も使うしいいですね。

脳は五感（視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚）を使うことで活性化されると言います。

自粛期間中、仕事も趣味もパソコンで行う……という人も増えているかと思いますが、ほぼ視覚（時に聴覚）しか使わないってことになっている人も多いでしょう。

五感を使う機会が少なくなると、認知症になりやすくなるとも言われています。
若い人でも、意識して脳を活性化させる機会を持たなければいけませんね。

頭を使う「おうちキャンプ」、いかがでしょうか。