年齢の呪縛から自分を解き放て【●歳の壁】

働くのがしんどい

30歳なんてまだまだ若いだろ!?
「ギリギリだね」なんて正気か!?

どうも。
転職における年齢の壁をついに感じたのでツイートしたところ、
ありがたいことに思いがけないほどの「いいね」をいただきました。
(一般的な『バズり』にはほど遠いかと思いますが、想像以上に読んでもらえています)

それほど皆さん転職市場に思う所あるんだなって思いました。
私も年齢については人一倍気にしてきた人間ですが、
これを機会に「年齢」について思っていたことを書きます。

特に30歳間近で絶望を感じている若人たちに読んでほしいです。
もう駄目だなんて早いからね。

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転職市場における●歳の壁

ちなみにちょっとバズったのがこちらのツイート↓↓

転職を語るとき実際よく言われるのが、35歳の壁ですね。
女性だと結婚や出産の可能性も高くなるからと、それよりも早い気がしています。
面接官も口にだすことは少ないですけど、やっぱり30歳かなと。

だから私も青森から茨城に引っ越す上で、そこをリミットに考えてる所はありました。

30歳を目前に控えて、安定できる所に務めること&スキルを磨くこと。
そうでなければお先真っ暗だ!と。

クォーターライフクライシス(20代後半の焦り)って知ってる?

私の見える範囲での同年代(妹や友人)において
そういう焦りはみんな持っていました。

周りが結婚や出産といったライフイベントを抱えている中で
自分は私ひとりさえ満足に、幸せにすることもできない。

合わない職場、でもここを離れたら次が見つかるかどうか……。
スキルがないままで30代突入するけどいいのかな。
年齢の上では確かに大人だけど心が大人になりきれない気がする。

私もそうでした。
半年前、覚悟を持って生まれ育った実家を離れて茨城に出てきたのに
またその職場もブラックで辞めた。

このまま30代に突入する。みんなに置いて行かれてる気がする、絶望だ……
そんな真っ暗な気持ちでいたんです。
 

でも、大丈夫。
これは皆が経験することです。

クォーターライフクライシスって言葉を知っていますか?
4分の1の人生が経過した時に突入する、低迷期の事です。

人生100年とすると4分の1=ちょうど20代後半のことですね。(30代前半も含むとか)
あなただけじゃない。

20代前半は社会の新人としてがむしゃらに生きるしかなかったと思いますが、
20代後半はある程度社会に対する慣れがあるでしょ?と
大人であることの責任を求められます。

そしてある人には結婚や出産のイベントが訪れ、
ある人は「このままでいいのか」という自問から転職を行うなど、
それぞれの人生に変化が起きてきて焦りを感じやすいのがこの年代です。

人と比べて、私は大人としてどうあるべきか。……悩んでは。
「30歳」という年齢の訪れを、自由が許されるリミットのように感じてしまう。

クォーターライフクライシスをどうやって乗り越えるのか

結局は時の流れが解決するんだと思います。

いい意味での諦めとか、
年齢を重ねていくことでの悟りとか。

私の場合は、いま完全にそこから抜けきったわけではありませんが
30代まであと2ヶ月を切りますので、
ジタバタしても仕方ないよな!という気持ちでいます。

大丈夫!無職でも結構、なるようにしかならねーやって思えるようになるぜ!
というかそもそも30歳になるからなんだって言うんだ!?

よい意味の諦めもあるんですが悟りを開けたのが大きいと思います。
最近は社会のマイノリティーでかつ自分より年上の人と
お話しさせていただく機会も増えました。

みんな過去に色々な苦労はしているけれど、
自分の得意な所で輝こうと努力している。

何なら企業で正社員として働くことだけが正義じゃないし。
いや選択肢としてあるのは知っていましたが、
自分には縁がない世界だと思っていたんですよね。

それが身近で目の当たりにしてみると
「そういう生き方もありだな……!」と途端に手の届くものに思えてくる。

今は私は正社員として生活リズムを整えながら(自己管理ができないので)
このブログでちまちま副業することを目論んでいますが。

「企業にお勤めすること」だけが
自分を認められる唯一の手段じゃないと知ってからは、
たとえ企業にお祈りされようが前よりは落ち込まなくなってきました。
(お金がないからしんどいのはしんどいんだけどね)

人生の先輩に学ぶのもいい

「所詮は時が経つのを待つしかない」だと、根性論っぽい所があるので。

私がよくやってるのは、
自分より年上で新たな挑戦に取り組んでいる人のエピソードを観たり読んだりすること。

有名どころだとカーネル・サンダース。
彼は65歳でケンタッキーフライドチキンを創業しました。

そういう伝記に触れてみるのもいいし、
もっと気軽なところだとTwitterにも沢山いらっしゃいます。
こっちの方が気楽かもしんないですね。

例えば子育てが終わったあとに精力的に勉強をして、
今もバリバリキャリアを積み上げている方とか。

還暦を迎えて初めてiPhoneを手にし、
おそらく大半が年下であろうフォロワーに向けて
Twitterを使いこなし情報発信をしている方とか。

そういうのを見てたら私なんてほんとペーペーですし、
30代とか40代とか、新たなステージが楽しみにも思えてきます。

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「みんな辛いんだよ」と言われましても。

私は発達障害グレーゾーンでその傾向を伝えた時に、ある人にこう言われました。
「そういうこと誰にでもあるから!あなただけじゃないよ」と。

それは普通ではないと悩んでいる私に対して、
励ましの意味を込めた言葉だったと思います。
でも私は、「この辛さは『みんな』とは違うのに!」と悲しみました。

だから「クォーターライフクライシスって誰もが通る道だから大したことないよ!」
とは言いません。

先に「大丈夫!」という言葉を使いましたが、
あなたが今抱えている苦しみは実際にあなたが「苦しい」と思っていることで、
それはみんなと同じものではありません。

あなたは未来が見えない不安で苦しんでいる。それは確かです。

ただ人と比べなくていい。年齢で何かを諦めることもしなくていい。
つらい時は誰かを頼ってください。
気の置けない同年代の仲間と辛さを共有しあってもいいし、
呪縛からすでに抜け出したであろう年上の先輩に話を聞くのでもいい。

歳を重ねることは、本来素敵な経験を沢山してきた証ということ。
誕生日が来ることが、悲しいことでなくなればいいですね。

社会は今も年齢の呪縛をかけ続けている

人生100年時代と言われて私らの世代では定年が70歳どころではないと思われるのに、
未だに転職市場では20代後半ごろから、
未経験で参入する間口が狭くなっていく感覚があります。

社会全体の余裕がなく、
即戦力を求めているのも大きいのでしょうけど。

注意力や瞬発力が求められる職種……例えば運転手などは、
年齢制限を設ける必要が出てくることもある、とは言え。

そうでない職種は、
新しいことをチャレンジするのに
もっと寛容な社会であってほしいです。

私は「30歳、特別な才能がなければもう与えられた所で生きるしかない。」
そんな風に人生を諦めてしまうのは嫌だと思ってこれからも足掻きます。

冷静に考えたら30歳でもう人生大体こんな感じって感覚怖くない!?
これ絶対社会に漂う価値観のせいだと思う!
まだまだ若いはずなんだもん!!

てか40、50代だろうが
やりたいことをやれる世の中になってほしいよね!

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Boys, be ambitious!(若者よ大志を抱け)

まだまだモラトリアムで居たいと思うのは私だけでしょうか。

発達特性もあるのかな……
発達さんは実年齢×0.7が精神年齢って説、間違ってないと思う。
だから私の場合はやっと成人過ぎたくらいだと勝手に思っている。

仕事における得意不得意もやっと掴めてきた感覚だ。ここで諦めてなるものか。
だから皆にも、諦めてほしくないのですよ。

年齢で「もう無理か」って諦めることだけはしたくない。
公務員試験のような明確に年齢制限があるものは別として、やっちゃいけないことはない。
社会の価値観が抜けきれてなくて未だに私も「無理かなぁ」って頭をよぎることはあるけど、
そんなことないはずって言い聞かせて。

大丈夫。あなたも私も、まだ戦える。

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