【発達グレー】干し芋選別のバイトをやってみた

働くのがしんどい

干し芋どころ、茨城。
茨城住みの私はかつてないくらいに買って食べています。
茨城を好きな理由の、大きな割合を占めているひとつ。(どんだけ)

今回は念願だったと言っても過言ではない。
干し芋の工場で働いてきましたよ!!

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干し芋選別のバイトって?

干し芋は自然食品です。

「工場」という書き方はしましたが
干し芋そのものは機械でガッションガッションやるわけではなくて、
昔ながらの天日干しで作るんですね。

だから使われる芋自体に難があることもあるし(色味が良くなかったり)、
干してるうちに砂や汚れがつくことがある。
それを手作業で弾いたり取り除いたりしていきます。

干し芋食べたことあればわかると思うんですが、
めちゃくちゃ表面がベトベトしてますよね。

屋外で干されたあと一旦箱に入れられて作業所に持ってこられますが、
箱の中でひと塊になっていて、引き剥がすのが大変大変……。
やわらかめのものはネチョネチョだし、固めのものはギュッ……!と固まってる。

同じ派遣会社から紹介されてきたおじさんが、
「ッ……にゃー!!」って声を上げるほどには力が必要。

興味あるモノ+過程を問わない+単純作業=楽しい!

やっぱり扱うものに興味を持てるというのは大事です。
大好きなものの裏側を知り、その商品をお届けする役割を担えるのが楽しくて、
ノリノリで仕事してました。

また、正規品とB級品の区別さえつけられれば、細かいことが求められないのも良かったです。

私は教えてもらった手順をしっかり踏むということが苦手で。
見本をうまく真似られないのもありますし、手順をすぐに忘れてしまうのもある。

だからくっついているものを剥がす、色が変なのは弾く、汚れは取り除くみたいな
シンプルな「やること」が決まっていると混乱しない。

そしてあれもこれもじゃなくて、
「今はこの品種の選別をやる」ってまっすぐに向き合える作業なのでいいね。
 

あとは私動作性IQが低めなので
基本はオフィスワークがいいなと思っていますけど、
急かされない環境であれば身体動かす仕事のが好きなのかもしんない……。

もちろん職員さんが優しくて質問しやすいのは前提として!
指導してくださる方が朗らかで優しい人ですごく安心できたな〜。

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この仕事のデメリットは?

何時間も全く同じことをするのはさすがに大変

私にとって楽しく勤められた職場ではありますが、
いくつかデメリットも感じます。

まずは単純作業ならでは、同じポジションをずっとやってると飽きる。笑

私は作業に関してはASD傾向の方が強いと思っていて、
黙々と同じ作業をし続けるのが苦ではない方です。
人によっては気が狂うレベルで退屈しちゃうそうですが、
私はそんな感じたことはないですね。

それでもさすがに、くっついたのを剥がす作業だけを何時間も繰り返すのは大変!

品種が違うのだけでもほんと気分転換になるんですけどね。
(柔らかさや色味が違うからよくチェックするべき項目が変わる)

切甲(せっこう)と言って、切れ端や小さい身のものは基本汚れなどのチェックが必要なく
ただただギチギチにくっついたのをほぐして終わりという感じなんですけど、
切れ端だから他のお高いものに比べて捌かなきゃならない総量が多いのなんの。

身体のこと

以前お歳暮バイトの時もだったけど……やっぱり
首がいてぇ(笑)

身長が高めだから作業台の高さが合わないのも相まって。
母が一年ほど前に精密機器作っていて職業病でストレートネックになったので、
私も長くは続けられないなあとは思っているのです。残念ながら……

まとめ

ノリで職業応募してみて、まあ紹介されないだろと思っていたので嬉しかった(笑)

干し芋って地味なイメージがあるので
憧れの、と言ったら笑われるかもしんないけど。

好きな食べ物が、商品として送り出される過程を知れるって嬉しいよね!
 

そしてやっぱり単純作業は自分に合ってるということがわかりました。
お歳暮バイトから干し芋バイトまで通して仮説が確信に変わった感じです。

でもやっぱり精神的に合ってても、いずれは肉体的に限界が来そうということも(笑)

そしてこういう仕事は長期的なポジションの募集多くないからなあ。
今回のも単発だし。
いま運良く社員として雇われても、将来的にどうなるかわからないしな……
私にはマネジメントとかは厳しいし。
(干し芋はこれからも手作業でありつづけるのだろうか。そこが怖い)
 

しかしいい思い出にはなった。茨城ならではの仕事が出来たのはよかった!

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