【OLが主人公】働く女性への応援歌4選【J-POPからアイマスまで】

物思いにふける女性 働くのがしんどい

「社会で頑張ってる女性を歌った曲」が最近増えたような気がします。

私は働くとき、そういう曲を聴いて
物語の主人公になったつもりになるのが好きです。
何かつらいことがあっても、
ドラマを盛り上げるための舞台装置と思って乗り越えることができるというか。

今回はそういう「働く女性」をテーマにしていて
私が大好きな曲達をご紹介します。

(特にオススメなのはnicotenの『グッジョブ!』。これだけでも聴いてって〜!)

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「Over Load」中島美嘉

中島美嘉 『【HD】Over Load( ショートver.)』

地下鉄の波に夢がのまれてく
繰り返しの日々に疲れ果てている
また今日も
同じ靴で 同じ道を行く

「Over Load」中島美嘉

「つらくても頑張れ!アタシ!!」とかそういう箇所じゃなくて
ここをピックアップするのは、
もう冒頭のここだけで共感しかないからです。

私はもうこの物語の主人公なの!!笑

私は今までの通勤経路で地下鉄を利用したことなどございませんが、
それでも、夢も希望も失って死んだ目で歩く
サラリーマンやOLの集合体の一部になっている自覚はありました。

そして疲れ果ててファッションとか気にしてる場合じゃなかったよ。

んでね。
この曲はこんな希望もないような始まりなんだけど、
夢や希望に向かって決意をし、歩き出す女性の変化を描いている。

余談ですがこの曲について歌詞とか改めて調べてる最中
曲名「Over Load」の頭文字を取ると「OL」になると知って感動しました。
タイトルそのものにも「詰め込みすぎる/頑張りすぎる」の意味があって名付けたのだとか。

なんとなくOLのことを表現してるなとは思ってたけど、
ご本人が明確な意思をもちOLへの応援歌として作ったんですね。

「Ambitious」Superfly

Superfly – Ambitious

こちらは吉高由里子さん主演のドラマ「わたし、定時で帰ります。」の主題歌でした。
ブラック企業の残業に悩まされて勢いで辞め、無職期間の真っ最中だった私は、
このドラマ自体にも思い入れが強いんですが。

これも冒頭の情景描写がめちゃくちゃ好きです。

すれ違う スーツの群れは夜よりダーク
白い靴 踏まれそうになる駅のホーム

うつむいて画面のリンクスケートしながら
あの人の悪い噂を拡散中

「Ambitious」Superfly

白と黒の対比となっているのが何より良いですね。

この時代には欠かせなくなったSNSについても、
説明くさくなく歌詞として情景がよく浮かぶようになっています。

私がこの曲で何より好きなのが、MVでも出てくるダンサーさんの表現です。
疲れきった状態で電車に詰め込まれてる社会人をよく表してるんですよね。

明日も起きようね
憧れを手放さないでね
格好いい大人たち

「Ambitious」Superfly

弦楽器の優しいサウンドに載せて、暖かく包み込むような歌詞です。

SONGSに出演なさった時に、Superflyの越智志帆さんが
この曲は「夢なんて別に死ぬまで見たっていい」という思いを込めたと語っていらっしゃいました。

「頑張る女性」を奮い立たせる曲って
私の知る限りでは主観的に物語が進んでくことが多いと思っています。
(あくまで歌い手が歌詞の『主人公』というポジション)

でもこの曲は頑張っている人を
「格好いい大人たち」と表しているのがすごく好きで。

そうだよな、わたし社会の中で頑張ってるよな……と思い直させてくれます。

「憧れを手放さないでね」って表現も素敵だなぁと思いました。
「頑張れ」とか「諦めないで」って言い方だとストレートすぎるし
聴き手に強要してるような感覚を与えてしまいます。

一方この歌詞だと、
昔抱いていた「憧れ」を自然と思い起こさせてくれて
「そうだ、私手放したくない」って気持ちに自然とさせてくれるんです。

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「グッジョブ!」nicoten

(リンク先で観る方は、55:52あたりからこの曲が始まるので調整してください)

もうね私はこの曲を紹介するためにこの記事を書いたと言っても過言じゃない。
他はけっこうメジャーどころだからね。これは知る人ぞ知る名曲。

どんなに頑張っても どんなに頑張っても
上手くいかない事だってあるよね
そんなに頑張ってる そんなに頑張ってる
ただ分かって欲しいんだもんね

「グッジョブ!」nicoten

働く女性を描くなら、同性の女性アーティストが共感を得やすいものだと思いますが
この曲は男性が作って歌うことでむしろ客観性が生まれていて
隣で寄り添ってくれているような、あたたかい感じを受けます。

彼氏ってことじゃなくても。

男性は論理的に物事を見る人が多いとされ、
全然話を聞いてくれない!と女性が憤慨している話をよく耳にします。
(全員がそうだとは私は思いませんが)

この曲は、多くの女性が求める「共感」をサビにしているので
自分の仕事におけるモヤモヤしたうまくいかない気持ちを、
受け止めてもらった気になるんだよなぁ〜。

私はふだん、こういうほのぼの〜とかほわほわ〜とした曲は
ほとんど聴かないんです。
どっちかっていうとロックでズバーーン!と
心を奮い立たせたいタイプ。

でも、この曲はすごくあったかくて
傷心の時に聴くとすごく癒やされる。

そうなの。頑張ってることを誰かにわかってほしいだけなんだ。

「花ざかりWeekend✿」4 Luxury

「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『花ざかりWeekend✿』MV

はい突然毛色を変えて。
アイマスだよ!!
(厳密にはミリシタというシリーズらしい)

最初に断っておきますがアイマス全然わかんないですすみません。
CDTVでちらっと流れて純粋に曲が好きで聴いている。

この曲の主人公は冒頭の歌詞で言及している通り、
順調にキャリアを積み上げてるデキる女性です。
(仕事できない人間としてはそこに共感はあまり出来ませんが)

アイマスとかそういったゲームに
働く女性をテーマにした曲を持ってくるなんて、すごいな〜と思いました!
アイマスって主に男性のやるゲームのイメージだったので……。
それだけ女性ユーザーも増えてて、気に入ってもらえるって勝機があったからですよね!

終業のベル(ジリリ)
めくるめく変身
モブキャラから主人公
きらめく世界へ まいりましょう
花はさかる Weekend〜
わがままに咲くの Fantastic night

「花ざかりWeekend」4 Luxury

曲名に象徴されてる通り
「花金を楽しむOLさん」のことを歌っています。

「モブキャラから主人公」ってのが
ゲーム・アニメに慣れ親しんだユーザー層に
めちゃくちゃ刺さりますね。(私もアニメは観るので共感)

サビ以外は一貫して仕事風景を描いていて
サビでアフター5のキラキラ感を表しているので
気分的にもめちゃくちゃ盛り上がります!

なお、以前の記事で紹介した
モーニング娘。’16の「泡沫サタデーナイト!」に、曲調も歌詞のテーマも似ていて。

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そこも気に入ってます、ファンの間では散々既出みたいですけど!

アニメ声で可愛らしくありつつ歌うまいってのも伝わってきて、
なんか独特の雰囲気を放っています。
大サビの盛り上がりが気持ちいい〜!!

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まとめ

以前は時代的に当然とも言うべきか、
古くはスーダラ節から、平成に入ってからもケツメイシの「闘え!サラリーマン」とか「働く人=サラリーマン」という図式がありました。

今は女性も社会に出て働く時代。
時代に合わせてそういう曲も増えてきました。

通勤や作業BGMにすると
「お仕事頑張る主人公のアタシ!!」を演じられて楽しくなってくるので、
非常にオススメです。

そうだ私たちはみんなそれぞれ、人生という物語の主人公なんだ。
(突然クサい事を言ってみる)

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