バスマットって濡れた足を拭くものだし、
清潔に保つのが億劫じゃありませんか?
私はどうにかしてバスマットを綺麗にする方法を模索してきましたが、
ある素材のスリッパを導入することでバスマットそのものを「使わない」選択をしました。
ズボラ、もしくは感覚過敏のある人は参考にしてみてください!
バスマットの管理がめんどくさい!
一人暮らしを始めてから悩んできたのが、バスマットの管理でした。
風呂に入って綺麗になった足を拭くものなので、毎日濡れるから清潔に保ちたい。
しかし足元に敷いているものだから、
なんとなく普通の服やバスタオルと同じ扱いをするのに抵抗がある。
なにより私は発達障害特性によりズボラなのです!
言い訳をしよう、なぜバスマットは洗いにくいのか!
私が考える、バスマット管理のしんどい理由
- 毎日濡れるものであり、放置しておくとカビやすい
- 綺麗にした足を載せるものだから、いつも清潔にしておかなければならない
- 脱衣所の足元にあるものだから、生活上のほこりや髪の毛が付着しやすい
まあ結局、
ズボラ民の伝家の宝刀「明日にしよっと」が効かないんですよね!(笑)
複数枚のローテーションをするにしても濡れたものを置いておけば衛生面が心配ですし。
ま、衛生面がどうとか言ってますが……
私は洗濯機に放り込むのがどうしても抵抗あって、「洗わなきゃなあ」とか思ってる間に何日も同じのを使って汚れが蓄積した頃に捨てるというのを繰り返していました(笑)
いちおう言い訳すると使い古しのバスタオルとかですよ!
ズボラだから汚れてる→触れない→洗えない、の悪循環
ズボラな人が全員そうじゃない、一緒にしないで。と言われてしまうかもですが。
私の場合は、実家のバスマットが汚れ気味だったというのも関係してるかもしれません。
実家は林の陰になるところで日当たりが悪く、家のそこかしこがカビている家でした。
母は私ほどのズボラというわけではないけど共働きなのもあり掃除が行き届いてなく、
脱衣所の床も例にもれず汚れていて。
バスマットは何枚かローテーションして洗濯機にかけていましたが、
床のせいなのか洗濯機のせいなのか干し方のせいなのか、
ものによっては裏がカビていたりしたんですね。
んで多分、今でも「バスマットは汚れているもの」という印象が拭えません。
自分自身もこまめに掃除するほうじゃないし。
そうすると、バスマットを触ることができないんですよ。
洗濯機にぶちこむのも抵抗があって。
きっとこまめに掃除して洗濯していたら、
服やタオルと同じ感覚で手に取って、洗濯機にぶちこめばいいだけの話なんですよね。
でもそれができないので、悪循環でずっと玄関マットみたいな扱いになるんですよ。
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ズボラ民のバスマットといえば珪藻土だけど……?
ズボラを自称している人がよく「買ってよかった!!」と絶賛しているのが珪藻土マットですが。
私ももちろん検討しないことはなかったです。
珪藻土というのは藻の一種の化石だそうで、
吸水性が高いうえ乾きやすく、すぐに表面がサラサラになる画期的な素材です。
ただマットそのものが大きく重くて、もし「合わなかった!」となったときに処分が面倒そうなのと、
一時期珪藻土商品にアスベストが含まれていると話題になったこともあり。(一部の商品だけですが)
二の足を踏んでいました。
いくらすぐに乾燥すると言っても、
表面の蓄積された皮脂は……?お手入れのヤスリとか絶対一生かけなさそう。
カビそう。経血とかで汚しちゃったら嫌だなあとか。イメージでしかないけど。
今までバスマット洗えなかったくせに衛生面ばかりが気になって!!!
(根は潔癖なんだと思います。しらんけど笑)
また、最近だとグニグニやわらかいタイプの珪藻土マットも出ているようなんです。
↓↓こんなの↓↓
でもなんか枕踏んでるみたいで抵抗あるよなあとか。
結局敷いてるので私レベルのズボラには手に余る予感がした……。
その場しのぎでバスマットを撤去してみた
私は今までADHDゆえのものの多さに疲弊して、ミニマリストのお知恵をブログ検索していたこともあったので、
「バスマットそのものをなくす」という選択をしている人がいることは知っていました。
どうするかというと、
身体を拭いたバスタオルで最後、足を拭いて風呂場を出るわけです。
たまに試してはいたものの、
バスタオルでは足の水分を完全に拭き取ることはできません。
そうすると足の裏が湿っていて。
スリッパが湿って「ジトッ」となるのが嫌でした。
足の裏は凸凹してるから、踏まないと水分が吸収しにくい
足の裏って指の間が凸凹してるから、床に吸収剤(布など)を置いて踏まないときちんと水分が取りにくいんですよね。
私……あまり自覚はしてなかったんですが、肌に対して感覚過敏があるようで。
手とか足とかが水で濡れてるとか、ヌルヌルしてるとか、そういうのが苦手っぽい。
ハンドクリームや化粧もなるべくならしたくない。
だからバスマットを敷かないというアイディアは自分の中では「ナシ」だったんです。
そしていろいろ検討してるうちにまた使い古しのバスマットが汚れてしまいました。
次のを買ってなかったけどもう捨ててしまえ!!ということで、
新しいのを買うまではバスマットなしで過ごそうと思いました。
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「い草」素材のスリッパと折りたたみイスが解決してくれた
次のバスマットが見つかるまでのしのぎ……のつもりでしたが、
今はバスマットなしで快適に入浴後を過ごせています。
というのも、夏に気持ちよさそうという理由で購入した「い草」素材のスリッパ。
いわゆる畳の素材が足の触れる部分に使われているものです。
特にバスマット関連のために導入したわけではないのですけれど。
これだと、水分が完全に拭き取れてない状態であってもジトッとしにくい!
こんなのです。
私は100円ショップのシルクで、300円商品を購入しました。
夏以外は店頭で売ってることもないと思うんで、通販で買うしかなくなっちゃいますけど。
い草素材を使っていれば、メーカーとかはなんでも問わないと思います。
い草は空気中の水分が多い時は湿気を吸収し、乾燥時には水分を放出することで、湿度を調節します。
大和工房オンラインショップ
とあるように、偶然にも私の悩みにマッチしたアイテムだったんですね〜「い草」って。
また珪藻土だと、硬い石のような素材なので冬場に足を載せたときにヒヤッとしそうだなーという心配があったのですが、
い草は空気を含んで温かさを保ってくれるようで、そういう意味でも期待できますね。
もちろん冬場はモコモコの冬用スリッパのほうが冷えやすい足元を守ってくれる気がしますが、
私は冬用スリッパってあんまり使わないので。(ものが増えるし)
それこそバスマットなし生活をする上で、い草ならひんやりしないという安心感があるので通年で使っていこうと思います!!
バスマットなしでの風呂からの上がり方
まあ改めて紹介するようなもんでもないかもしれませんが(笑)
バスマットなしで私がどう風呂から上がっているのかを紹介します。
まずお風呂に入る前に、脱衣所(風呂場の扉の前)に台を用意して、バスタオルを置いておきます。
これはキャスター付きのカゴでもなんでもいいんですが、
移動や撤去が楽なように(ふだん風呂場前にずっと置いとくと邪魔です)、私はダイソーの折りたたみ椅子を使用しています。
バスタオル置きにはダイソーの500円の折りたたみ椅子が便利
500円商品なんですが、大人用として普通にイスとして使えるものです。(耐荷重80kg)
このイスがいいのはダイソーにしては高いもののそのコスパ。
キャスター付きのカゴなどはだいたいもう少しお値段が張りますし、
導入してみて自分には向かなかったなという時に邪魔になります。処分するのも面倒。
対してこのイスは折りたためるのでしまっておくのにも移動にもかさばりませんし、
ふだん別のところでイスとして利用することも可能です。
(私はもともとブログ執筆用の作業イスとして購入しました。もう少し金かけようや……)
滑って落ちないようにカゴを使ったほうがいいかもしれませんが、
私はサッと手に取りやすいように(脱衣所の床に水滴が落ちないよう素早くね)直置きしています。
風呂場に入る前にスリッパは足が届くところに脱いでおいてね。
(わりとこのときにバスタオル置きが邪魔だったりもするんですが、どちらも手や足の届きやすいポイントを試行錯誤してください笑)
お風呂が終わったら扉を開けてバスタオルを手に取り。
湿気や温かい空気が逃げてしまわないよう一旦扉を閉めて、風呂場の中で身体を拭きます。
風呂場の中で完結するので湯冷めもしにくいかと。
身体が拭き終わったら扉を開けて、スリッパの場所を確認(笑)
片足をバスタオルでそこそこ念入りに(そこそこで良いです)拭き、スリッパに着地します。
そしたら片足立ちでもう片方の足をタオルで拭き、着地します。
あとは通常通り服を着ていけばOK!
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い草素材のスリッパを導入して、バスマット管理から解放されよう!
人によって、面倒といえば面倒かもしれません。
でも私にはバスマットを使っていることによって生じる、管理問題のほうがめんどくさかった。
同居人がいる場合は要相談ですが、ただバスマットが無くなって不便になるよりかは、
導入のハードルが下がるのではないかと思います。
同居人の人数分のスリッパが必要ですけれど。
バスマットを洗うのがめんどくさいなーと思っている方、
い草素材のスリッパと脱衣所にバスタオルを置く台を導入することで、
あなたの悩みが解決できるかもしれませんよ。
もちろん、い草素材の感触などが人によって合う合わないあると思いますが、
ぜひ試してみてください!
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